第三回ドローンのパイロットになるという事
[2016年10月19日]
こんにちは!
ドローンショップ仙台、伊藤です!
今回は、ドローンのパイロットをするということについて少しお話しします!
【第三回 ドローンのパイロットになるという事】
ドローンが普及するという事は、それだけドローンのパイロットの方が増えて行くという事です。
それではパイロットになるという事はどういう事なのでしょうか。
当店で取り扱いしているドローンは全て機体重量200g以上のもので、これは全て無人航空機という扱いになり、航空法が適用されます。
ルールが当てはまるという事は、それ相応の責任も課せられるという事です。
最近、日本で「ハドソン川の奇跡」という映画が公開されました。
飛行歴40年以上の熟練パイロット、サリーは飛行中に鳥の群れと衝突し、上空で両翼エンジン停止という事態に落ち入る。
しかし彼のパイロットスキルでなんとかハドソン川に着水し、乗客乗員誰一人欠ける事なく事態を乗り切った。
ニューヨークの英雄になったと思われたサリーだが、安全協会からの執拗な質問攻めで、パイロットの責任を問われ続ける。
「酒やドラッグは?」
「家庭環境に問題は?」
根も葉もない質問にノイローゼ気味になるサリー。
やがて彼のパイロットとしての責任を問われる公聴会が開かれる。
といった内容なのですが、これ、実話なのです。
USエアウェイズ1549便不時着水事故という2009年に実際に起きた事故がモデルとなっています。
地元ニューヨークの人達は彼を英雄と称えました。
しかし、彼はメディアや安全協会に本当に着水という判断は適切であったのか問われ続けます。
155名もの乗客の命を救っていてもです。
これはドローンにも当てはまります。
世の為人の為にドローンを用いたとしても、きちんとした手順を踏まなければそれは犯罪になりかねます。
ドローンのパイロットになるということは、そう言った知識も得る必要があるということです。
もしドローンで他人に被害が出れば、いかなる理由でもそれはパイロットの責任です。
正しい知識と手順で、安全にドローンを使える世の中になるといいですね。
当店では法律の知識も含めた初心者講習も随時行っております。
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